10/09/2013

Over the century: for Second Century at a Thinktank

皆様、こんにちは。秋めいた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

ワシントンD.C.も秋が深まっているのを感じます。わたしは、1年前に約2ヶ月間ここに滞在していたのですが、ちょうどその頃もこのような優しい
日差しだったかもしれません。懐かしい思いでいっぱいです。


今日は、シンクタンクのお話しです。ビジョンセンターは、大学発のシンクタンクとして何とかその活動を続けていますが、今日、面白いお話しを聞き
ました。創立90年を超えた世界有数のシンクタンクが、次の100年に向けた活動方針を示したクローズドセッションで、我々の雰囲気は大学に似ているというのです。質の高い、独立性のある研究をするという点において、そのシンクタンクは大学と同様であるが、ただ1つだけ違う点があると。それは、「社会に与えるインパクト」なのだそうです。

アメリカでは民間のシンクタンクが政策形成に大きな影響を及ぼしていると長らく言われていますが、これまでの約100年の歴史は、シンクタンクがいわゆる「大学」とは違うことをまざまざと見せつけています。

ビジョンセンターが大学という場所にありながら、アメリカで言うシンクタンクになりうるのかという深遠な問いはさておき、わたしは、あるシンクタンクの一員で居られることが率直に嬉しく思いました。ただ居るだけでは無駄ですが、それでも、アメリカが約100年前に生み出した政策形成のツールの
一端を内部から見られることを、素直に感激してしまいました。

すでに公開されているプロモーションビデオ、お時間の許すときにご覧下さい。
ビジョンセンターが目指すべきシンクタンクがそこにあると思います。


http://www.youtube.com/watch?v=4JaS3xMiBCg


またときどきシンクタンクの話をしますね。